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- 布団類も洗えるコインランドリー メリットを解説!
掲載:2022年07月
コロナ禍の影響でテレワークが普及し、「おうち時間」が増えたことにより、より良い質の睡眠へのニーズが高まりました。実際に枕や布団などの寝具業界は売上を伸ばしています。
コインランドリーでも布団需要は今後のテーマになっていくことが予想されます。今回はコインランドリーに布団洗いコースを導入するメリットについてお話します!
「羽毛布団や敷布団はクリーニングでしか洗えない」と思っているお客様は、まだまだ多くいらっしゃいます。一般的にコインランドリーは衣類を洗う場所として認識されていますが、コインランドリーでも布団類が洗えるということを認識してもらえれば、利用客を増やせる可能性があります。
また、コインランドリーで布団類を洗濯・乾燥するメリットもあります。
- ①クリーニングよりも安価
- ②即日仕上げが可能
これらのメリットは利用者を取り込む際には非常に心強い武器となります。
羽毛布団や敷布団の洗濯に需要があったとしても、専用コース導入しているコインランドリーはまだまだ少ないです。昨今増えている共働きの家庭では布団類を洗濯・乾燥する時間がないため、少し遠くても布団類を洗濯・乾燥できるコインランドリーがあれば、利用していただける可能性は大いにあります。
専用の洗剤やプログラムなどを店舗に導入し、しっかり宣伝活動を行えば固定客も見込めます。
布団を洗い慣れていないお客様のために、期間限定で洗い方を教える常駐のスタッフを置くことも効果的です。
アレルギーの原因となるダニは1枚の布団に2万から30万匹いると言われています。
ダニは60℃以上の熱で死滅するので、コインランドリーで布団類を乾燥させると布団内にいるダニを退治することができます。さらにアトピー協会が認定している「ダニクリン」という商品を使用した、防ダニコースで洗濯すれば、一か月間ダニを寄せ付けなくする ことが可能です。
また、防ダニコースのようなプレミアコースを用意することで客単価を上げることができます。
注意点
布団洗いコースの導入にはもちろん注意点があります。
利用者が生地の傷んだものや糸のほつれがあるものを洗濯してしまうと、ドラム内で布団が破裂する可能性があります。その場合、綿や羽毛が排水溝や排気ダクトに詰まり、機械が故障してしまう恐れがあるため、すぐに掃除をする必要があります。
また、敷布団が洗えるコースを導入する際は、敷布団用乾燥機を導入する必要があります。その地域での需要がどれほどあるのか、知名度をあげる工夫(敷布団用乾燥機が導入されていることを伝えるチラシ、使い方の動画やPOP類の設置)がどれだけできるかなどを考えなければいけません。しっかりと調査を行ってからでないと、期待した効果が得られないかも・・・
いかがだったでしょうか?
今後も布団類の洗濯・乾燥の需要は伸びると予測されています。今までの布団はクリーニングでしか洗えないというイメージを取り除き、布団類を洗濯・乾燥できるコインランドリーという地位を築けたら、より多くの利用者が店舗を訪れることになるでしょう。もちろん、立地によって導入するコースや機械をしっかりと見定めないといけません。
Fujitakaでは開業実績2600店舗のノウハウを活かし、導入するコースや機械のアドバイスをいたします。お気軽にご相談ください。