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- 伸び続けるコインランドリーの利用率 その理由とは?
掲載:2022年11月
家庭用洗濯機の普及率が約100%に達する日本国内※ですが、コインランドリーの店舗数と利用率は年々増加しています。
雨天時に乾燥機の利用率が伸びることは想像できますが、実は洗濯機の利用率も確実に増加しているのです。
一体 なぜでしょうか? 今回はなぜコインランドリーの利用率が伸びているのかについてお話します。
※平成26年全国消費実態調査、総務省調べ
早速コインランドリーの歴史を少し振り返ってみましょう。
コインランドリーと言うと、昔は学生や単身者を対象にした「暗い・狭い・汚い」というイメージがありました。しかしバブルが崩壊した1990年代初めにコインランドリー事業は大きく成長し、イメージも大きく変わりました。
バブル崩壊により労働賃金が下がり共働き家庭が増加、各家庭は支出を少しでも減らすために、節約に力を入れました。その中でもクリーニング代の節約は大きな割合を占め、クリーニングに出していた毛布をコインランドリーに持っていく方が増加しました。また対象も主婦へと変わり、清潔で明るくおしゃれなコインランドリーが増えました。
その結果、コインランドリーは居心地の良い空間で大物を【早く・安く・綺麗】に仕上げられることが多くの人に認知されコインランドリー事業の売上拡大は加速しました。
その後、【花粉症対策・ダニ対策にはコインランドリーの乾燥機が効果的】【スニーカーが洗えて便利】【梅雨時期の乾燥機利用の利便性】【羽毛布団や様々な布団も安く綺麗に洗える】などを数々のマスコミが取り上げたことによって、コインランドリーの認知度がアップし、更に利用者が増えていきました。
では、今現在も利用率が伸び続けているのは何故でしょうか?
現在コインランドリー事業には、注目すべき3つの追い風が吹いているのです!
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共働きの増加で家事労働軽減がスタンダード化
コインランドリーの歴史で、バブル崩壊後に共働きが増加し、家事労働の軽減が理由で利用率が高まったと説明しました。現代においても【女性の社会地位向上】・【女性の職場環境改善】は年々高まり、共働き人口は更に増加しています。
また、光熱費値上や円安による物価上昇も共働きの増加に拍車をかけています。 今後も女性の労働人口は更に増加すると予測されています。
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コロナ禍での清潔志向の高まり
これまでもインフルエンザが流行するとコインランドリーの売上・利用率は増加していました。家庭内で感染した際に、家中の寝具などを衛生的に保つために、大型洗濯機・乾燥機があるコインランドリーで洗濯・乾燥を行うからです。
そして新型コロナウイルスの流行でその需要は一層高まり、利用率が増加しました。 また、コインランドリーは無人営業なため、人と接することなく洗濯・乾燥できる点も 感染リスクを気にするお客様が利用しやすい理由かもしれません。
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寝具・衣類のウォシュブル化の加速
寝具(羽毛布団など)をコインランドリーで洗う方は右肩上がりで増加してきました。しかし、その多くの布団はドライマーク(クリーニング店推奨)印が付いており、【失敗したらどうしよう?】と不安に思う方も多かったと思います。
しかし、最近では大手寝具メーカーからも【丸洗いOK】・【コインランドリーで洗える〇〇】といったお手入れのしやすい寝具が多く発売されるようになっています。寝具洗いするならコインランドリーで、という認識も広がり、その結果コインランドリーで寝具を洗われる方はさらに増加しています。
いかがだったでしょうか?
コインランドリーが成長しているのはお洒落で清潔な店舗の増加や機器の性能アップ等、機器メーカーや経営者の努力ももちろん大きいですが、不況やコロナ禍といった世間一般では逆風と捉えられる状況でも追い風に変えることができたからです。
株式会社Fujitakaはコインランドリー事業への本格参入から、四半世紀の歴史があります。
開業件数は2,600件を超え、その件数は業界No1です。コインランドリー事業の歴史と成長を熟知している当社へ、ご不明な事は何でもお気軽にご相談下さい。