掲載:2024年1月
コインランドリーの開業に興味を持ったものの、ネガティブな話をよく聞き、尻込みしてしまう…そういった経験はございませんか?
今回は経営に興味を持っている方や開業を検討している方に向け、開業前に対策が取れるように5つの項目に分けて、コインランドリー経営における失敗ついて解説していきたいと思います!
コインランドリー経営には、多くの魅力やメリットがあります。最近では、共働き家庭や単身世帯の増加で、家事の時間を節約するためにコインランドリーを利用する方も多く需要があるビジネスだと言えるでしょう。
では、なぜ「コインランドリーの経営は厳しい」と言われるのでしょうか。さまざまな要因がありますが、「初期費用が大きさ」や「競合他社との差別化」「立地選び」などが挙げられます。
開業準備や販促活動を怠ると経営に失敗してしまう可能性が上がるので要注意です。
Fujitakaではコインランドリー経営を始める方のご相談を承っております。初期費用から立地選びについてなど、お気軽にお問い合わせください。
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ここからは、コインランドリー経営の失敗例と対策を5つご紹介します。
ランドリー機器の台数・構成バランスは慎重に選定しよう
コインランドリー経営は、機器をいかに効率よく稼働させるかで売上が大きく変わってきます。
例えばよくある失敗例として、機器の台数や構成のバランスを間違えてしまい経営が悪化してしまうケースがあります。
![業務用洗濯機が沢山並んでいるところに立って頭をおさえている男性と、お金に羽が生えて飛んで行っているイラスト](img/img_column24_01.jpg)
コインランドリー経営において機器の構成のバランスは重要です。
「便利な洗濯乾燥機をたくさん導入したけど、結局乾燥機しか使われていなかった」や「大型機を中心に導入したけど、結局よく使われているのは小型機だった」など、利用客の需要と機器の構成がかみ合っていないと、売上が思うように伸びません。
導入する機器の台数や構成のバランスは、開業地域の客層や気象環境などを考慮し、しっかりとマーケティングしたうえで選定することが重要です。
立地選びが最重要!失敗すると収益化が厳しい
コインランドリー経営が成功するかどうかは、7割が立地で決まると言われるほど、立地は重要な要素となってきます。
例えばよくある失敗例として自己所有地にこだわって開業した結果、開業後結局売り上げが伸びずに廃業してしまうケースがあります。
![立地について](img/img_column24_02.jpg)
近くに競合店があるかどうか、顧客の需要はあるのか、客層はどうなるかなど、しっかり周辺の調査をしないと収支が合わなくなり、経営を断念しなければいけなくなることもあります。
また、駐車場の有無や、住宅地の近さ、視認性が良さ、近くに商業施設があるかどうかなどの条件によっても売上の見込みが変わります。
「無人ビジネス=ほったらかし」はNG!
コインランドリーは無人で経営できるので人件費はかからないと言われていますが、実は店舗の様子をしっかりと気に掛けることが繁盛店になる秘訣です。
例えばよくある失敗例として、無人=ほったらかしていても問題ないと思い、機器や利用者様のトラブル対応が遅れたり、店内の清掃が行き届いていなかったりすると、お客様は離れてしまいます。
![古くなった様子のコインランドリーの店舗とクモの巣のイラスト](img/img_column24_03.jpg)
トラブルに対する迅速な対応や店内の清潔感は固定客の獲得にとても大きな影響を与えます。常に様子を見るのが難しい方は、お問い合わせや清掃を委託することも一つの手です。
委託することにより、問い合わせの一次対応やご自身での毎日の清掃が不要となりオーナー様の負担を増やさずにお客様の満足度を維持することができます。
しかし、委託したからといって完全に任せきりにするのではなく、オーナー様自身も定期的にお客様目線でチェックすることが大切です。
ご自身でチェックすることによって、足りないものやサービスが行き届いていない箇所にも気づくことができ、より良い店舗づくりに繋がります。
開業費用だけでなく運転資金も用意しよう
コインランドリーをオープンするにあたって、運転資金を十分に確保しておくことも重要です。
よくある失敗例として、資金を初期投資分しか用意していなかったため、最初の1~2年を乗り越えらず廃業してしまうことがあります。
![一万円札が3枚と電卓](img/img_column24_04.jpg)
これはオープン初年度は認知度が低いことが理由で売上が伸びない可能性が高いからです。
コインランドリー経営は初年度が一番売上が悪く、運営を続けていくと認知度が上がり売上も右肩上がりで上がっていきます。多くの場合4~5年で売上は安定します。
そのため初期投資以外の資金の余裕が少ないと、運営費を補填することができず経営難に陥ってしまいます。初期投資以外にも運営費をしっかりと用意してから開業しましょう。
いきなりの大型店舗出店には気をつけて!
コインランドリーの物件の大きさは一般的には15坪~30坪です。
例えばよくある失敗例として、初めてのコインランドリー経営で大型店舗に手を出し、敷地内いっぱいにランドリー機器を導入したため、初期投資が高くなり採算が取れずに廃業になってしまうことがあります。
![広い空き物件のイメージ写真](img/img_column24_05.jpg)
大型コインランドリーの経営は、初期投資額が多くなり、失敗した際のリスクが大きくなってしまいます。
また、コインランドリー経営に慣れていない状態ではうまく運営できず採算が取れないこともあります。
どうしても30坪以上の大型店舗を開業したいという場合は、採算の取れる範囲でランドリー機器を導入し、空いたスペースはお金のかからないサービス(こども用スペースや洗濯物をたたむスペースなど)やコインランドリー以外の無人サービスを併設することで顧客満足度を高めることができます。
コインランドリーの経営における5つの失敗例と対策をご紹介しましたが、成功の秘訣はずばり「立地選び」です。
コインランドリーの成功のためには、立地70%、オーナー資質15%、ノウハウ15%と言われています。
立地が大半を占めるため、どこで開業するかで今後の売り上げが決まるといっても過言ではありません。つまり、候補地選びが最重要となってきます。
しかし、残りの30%はオーナー様の経営努力や運営ノウハウが必要となってくることも忘れてはなりません。立地だけではなく、より良い店舗にするための取り組みも欠かせないのです。
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いかがでしたか?今回は「コインランドリー経営の失敗例と対策」をご紹介しました。
コインランドリーの経営には、多くの魅力やメリットがあります。失敗例から学び、安定したコインランドリー経営を目指しましょう!
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