掲載日:2024年02月10日
コインランドリーの様々な集客方法
コインランドリーを開業した後、多くのオーナーが「どうやってお客様を集めればいいのか?」と悩みます。集客にはオンラインとオフラインの両方の方法をバランスよく活用することが重要です。ここでは、それぞれの手法とメリット・デメリットをご紹介します。
オンライン集客方法
一昔前までは「マスコミ4媒体広告」が主流でしたが、現代では「インターネット広告」の割合が「マスコミ4媒体広告」の合計割合を超えており、コインランドリーの集客においてもデジタル化が進んでいます。
インターネットを用いた集客の特徴として、気軽に更新できること、若者層への効果が期待できるといったものがあります。
そんなオンライン集客の中でも、コインランドリーの宣伝方法としてよく使われるものを3つご紹介します。
2022年 総広告費における媒体別構成比:株式会社電通
SNS
X(旧Twitter)、Instagram、LINE、Facebook、YoutubeといったSNSで、店内の様子やオープン情報を載せて宣伝する方法です。
SNSは手軽に多くの人に情報を届けることができるツールであり、無料で集客できます。
メリット
・掲載する情報を制限されず、簡単に個人で行える
・分単位でタイムリーな情報を発信できる
・SNSの利用率が高い若者に対し宣伝効果が見込める
デメリット
・日々の更新が重要となるため、継続して宣伝することが必要
・多くのSNSアカウントがあるため、より高い宣伝効果を得るには埋もれないための工夫が必要
Google Mapの活用
Google検索・Googleマップで自身が経営しているコインランドリー店舗情報を掲載できます。
店舗情報を掲載しておくと、Google検索・Googleマップユーザーが店舗を見つけやすくなり、認知度向上や集客の効果を期待できます。
メリット
・「近くのコインランドリー」で検索されたときに表示されやすい
・口コミやレビューの影響力が大きいデメリット
・ネガティブな口コミが影響する可能性がある
・競合店舗との差別化が必要WEBサイト
コインランドリーの店舗情報をWEBサイトに掲載する方法です。他の宣伝方法と比較し、詳細に店舗を紹介することができます。
WEBサイトを作成すればすぐに集客できる、という訳ではありません。SNSやGoogle Map、チラシなどからWEBサイトへ誘導し、お客様に店舗のことを詳しく知ってもらうことでより効果的な集客が見込めます。
メリット
・地域のコインランドリーを探しているお客様にアピールができる
・ランドリーを必要としているお客様にアプローチができるため、集客効果が高い
デメリット
・定期的な情報更新を行わないと検索結果が下位に表示されてしまう
・悪い口コミが付くと客足が遠のく可能性がある
オフライン集客
デジタル化が進んでいるとは言え、まだまだチラシやのぼりなどによる集客も十分効果があります。
チラシでの宣伝の大きな特徴としては、新聞の購読率の高い高齢者やファミリー層に見てもらいやすいというものがあります。またのぼりなどを店頭に設置する宣伝方法は、通行人にコインランドリーの存在をアピールするのに最適です。
ここでは、オフライン集客から効果的なものを2つご紹介いたします。
新聞折り込みチラシ
新聞に折り込まれるチラシで宣伝するものです。配布エリアに密着した情報を伝えることができ、幅広いターゲット層、幅広いエリアに対し一度に大量配布が行えます。
メリット
・新聞の広告的基準をクリアしたものしか折り込まれないため、信用性がある
・新聞の購読率が8割を超える60代以上の方に高い宣伝効果が見込める
・折り込み日を指定できることから、オープンの直前や当日に配布することができるため即効性が高い
デメリット
・新聞の購読率が低い若者層には宣伝効果が低い
・チラシのサイズ内に情報を載せなくてはならないため、掲載できる情報量に限界がある
のぼり旗
店舗の外にのぼり旗を設置することで、より周辺を歩く人へコインランドリーの存在をアピールすることができます。
また、看板と同時に使用することで、より不特定多数の視界に入りやすくなり高い宣伝効果が期待できます。
メリット
・風でなびく独特の動きで人の目を引きやすい
・比較的安価に設置できる
デメリット
・耐久性は少し低いため、半年ほどで色落ちなどの劣化をしてしまう
・片面ののぼり旗だと裏面から見た際識字性が損なわれる