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コラム

掲載日:2025年05月14日

コインランドリーの売上実例を公開!成功のポイントも解説

コインランドリーを開業するにあたり、「どれくらいの売上があるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。立地や店舗の大きさによるため、一概にこれくらいとお伝えすることはできません。
そこで今回は、弊社直営店の売上を事例としてご紹介いたします!コインランドリー経営を検討されている皆さまの参考にしていただければ幸いです。

目次

コインランドリーの店舗数と市場推移

ここ10年で、コインランドリーの店舗数は着実に増加しています。店舗数は、26,000店を超え、約1,000億円規模の市場となっています。


コインランドリー店舗数・市場推移のグラフ

コインランドリー市場はなぜ伸びている?

共働き世帯の増加

共働き世帯の増加により、「家事の時短ニーズ」が急増しています。コインランドリーの大型洗濯機や乾燥機を使うことで、一度に大量の衣類を洗濯・乾燥でき、自宅での洗濯よりも効率的です。特に乾燥機を活用すれば、天気に左右されず短時間で作業が終わります。

家事を時短・効率化できるコインランドリーは、共働き世帯のニーズにマッチしており、利用者増加に繋がっているのです。


高層マンションの増加

高層マンションでは、高層階は風速が強くなり洗濯物が飛ばされてしまうことや景観を乱してしまうことから、ベランダに洗濯物を干すことが禁止されていることが多くあります。

乾燥機能の弱いドラム式洗濯機しか置けないことも多く、大物洗いや乾燥ニーズに対応できるコインランドリーの利用が進んでいます。


コインランドリーの売上はいくら?

結論から言うと、売上は立地や店舗規模に大きく左右されるため、一概にいくらとはお伝えできません。

そのため、ここからは弊社直営店の売上実例をご紹介していきます。

コインランドリーの売上実例を紹介!

ここでは、実際に弊社が運営しているコインランドリー店舗の実例を元に、より具体的な売上のイメージをつかんでいただきましょう。

コインランドリーA店の売上実例

地域:郊外の住宅街/店舗坪数:27坪/機器台数:14台/売上(月平均):約157万円


コインランドリー売上推移



A店の位置する地域は、主に住宅地として発展しており、ファミリー層が多く住んでいます。

近隣には新しい住宅街やマンションが多く、大型ショッピングモールやスーパーマーケットもあります。バスや電車などの公共交通機関もありますが、駅からの距離を考えると車移動される方が多い地域となっています。


A店は、大きい道路沿いに位置し、駐車場が広く、屋根付きの店舗です。交通量が程よく、大きい道路沿いなどの人目に触れ、認知される場所に立地していることが集客に繋がっています。

また、車の出入りがしやすい駐車場があることや店舗の隣にはコンビニ、付近に飲食店があるため、洗濯の待ち時間を過ごすのに困ることはないという点も利用者から喜ばれるポイントになっているのでしょう。


A店は立地の良さから繁盛店となり、年間売上は1,980万円となっています。



コインランドリーB店の売上実例

地域:郊外の住宅街/店舗坪数:20坪/機器台数:12台/売上(月平均):約77万円


コインランドリー売上推移



B店は、生活道路沿いに位置する、新築のキレイなコインランドリーです。

A店同様、周辺にはマンションや戸建て住宅が多くあり、ファミリー層を中心とした落ち着いた住宅街が広がっています。

B店はオープンして2年ほどですが、視認性が高い場所に立地しているため多く方にご利用いただけており、しっかり利益を出すことができています。年間売上は約930万円となっています。


コインランドリー売上推移の傾向とは?

ご覧いただいたように、コインランドリー売上は立地や店舗規模に大きく左右されます。

では、それ以外に売上へ影響を与える要因には、どのようなものがあるのでしょうか?


Point①開業年数とともに伸びるコインランドリーの売上

オープン初期は、店舗の存在を認知されていないことやリピーターもいないため、売上が上がりにくいことが多く、開業年数も売上に影響します。

年数が経過すると、売上が上がり、安定する傾向にあります。弊社直営のコインランドリーも、A店・B店を含め、多くの店舗で売上が前年を上回る好調な推移を見せています。

オープン当初からしっかり売上を出せるケースは多くないため、そのことを想定し、運営資金の用意をしておくことをおすすめします。


Point②コインランドリーの売上と季節の密接な関係

A店・B店、売上額は異なりますが、グラフの推移が似ていることにお気づきでしょうか?

コインランドリーの売上は、春・秋に上がり、夏に下がる傾向にあります。


春は衣替えのシーズンであること、花粉で外に干したくない人と梅雨の影響で需要が増えます。秋は衣替えのシーズンになるので12月にかけて冬物を洗いに来る人が増える傾向にあります。

夏は晴れの日が多く、乾燥需要が低くなるため、売上も影響を受けます。

12月は、年末の大掃除・洗濯ラッシュや乾燥機の需要が高まるため、年間で最もコインランドリーの売上が高い月となります。その影響で1・2月が下がっているように見えますが、冬も全体的に売上は高い傾向にあります。


年間の売上推移を知っておくことで、夏に売上が落ちても、「一時的な季節要因」と判断でき、不安や焦りを持つこともありません。「売れない時期にどう集客するか」「売れる時期にどう伸ばすか」のメリハリある戦略を立ててみることもおすすめします!


コインランドリー売上アップのポイント

ここからは、コインランドリーの売上に繋がるポイントをご紹介します!



売上アップのポイント

ニーズのある場所に店舗を構える

先ほどもお伝えしましたが、立地はコインランドリー経営において重要なポイントです。「なんとなく人が多い場所」ではなく、洗濯ニーズのある人が多い場所を狙いましょう。


都市部か地方かによっても良いとされる立地条件は異なります。下記、参考にご覧ください。

○都市部で売上アップできるコインランドリーの立地条件

・コインランドリー需要のある住宅密集地に近い

・徒歩利用できる範囲


○地方で売上アップできるコインランドリーの立地条件

・人目につきやすい土地である

・駐車場があり、車の出入りがしやすい

・商業施設が近くにある


詳細は下記コラムでご紹介しています。

「儲かるコインランドリー経営に必須な立地条件とは」



周辺の人口属性やライフスタイルをリサーチしてから出店判断を行いましょう!


他店との差別化で集客力アップ!

最近では、最新のシステムを導入したり、他業種との併設などで差別化を図るコインランドリーが増えています。具体例をいくつか挙げてみます!


・併設型コインランドリー(カフェやフィットネスなど)

・キッズスペースや待合スペースの設置

・キャッシュレス決済の対応

・スマホアプリでの稼働状況チェック


「ただ洗う場所」から「便利で楽しい空間」へ。

オーナー様のアイデアや工夫がコインランドリーの売上アップに貢献します。


顧客満足度向上のためのサービス改善

コインランドリーは無人ビジネスです。清掃やコールセンターを外部委託すれば、運営に手を掛けなくても問題はありませんが、「ほったらかし」はNGです。


コインランドリーを経営するなら、実際にお店に足を運んでチェックすることが大切です。「委託先の会社が指示通りに業務を行っているか」「利用者目線で気になるところがないか」自分の目で確認しましょう。ちょっとした気づきが、売上アップにつながることもあります。


また、競合店ができていないか、周辺を定期的に見て回るのもおすすめです。実際にライバル店を使ってみると、「ここは真似したい」なんて発見もあります。良い点は取り入れて、より魅力ある店舗づくりをしましょう!


まとめ

いかがでしたか? 

コインランドリーの売上は、工夫次第で変わります。オーナー様の経営努力やアイデアが「売上を出せる店舗」をつくります。今回の売上実例や売上アップのポイントをぜひ参考にしてみてください。

Fujitakaは、業界No.1のノウハウで、皆さまのコインランドリー開業をお手伝いします!「こんなコインランドリー店舗を作りたい!」「どんなコインランドリーが喜ばれるのか一緒に考えてほしい」など、お気軽にご相談ください。


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